【第18話】計画を立てただけでは仕事は進まない。最高評価者は「途中」で現在地を確認していた

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前回の記事では、最高評価を取り続ける人たちは、目の前に来た仕事へ反応するのではなく、仕事全体を見て「何に時間を使うのか」を先に決めていることを知りました。

(※前回の記事はこちら→『目の前の仕事だけでは成果は伸びない。最高評価者は仕事全体を先に設計していた』

私はそれから、仕事へ手をつける前に、まず抱えている仕事を一度すべて見るようになりました。

  • 重要な仕事へ先に時間を確保する。
  • 後でよい仕事は後へ回す。

それだけで、何週間も進まなかった仕事が少しずつ形になり始めました。

「最初にきっちり計画を立てておけば、仕事は迷わず進められる。」

私はそう思っていました。

しかし……。

仕事全体を見て立てたはずの計画も、現実の中では少しずつズレ始めていたのです。

完璧に予定を立てた。だから、もう大丈夫だと思っていた…。

月曜日の朝。

私はパソコンの画面に、一週間の予定を並べていました。

  • 金曜日までに完成させる資料。
  • 月曜日は構成。
  • 火曜日は数字の整理。
  • 水曜日は資料作成。
  • 木曜日に上司へ確認し、金曜日に修正して完成。

第16話で学んだ「調整時間」も確保しています。

「今回はちゃんと全体を見て確認したぞ。」

「この計画なら金曜日までに終わる。」

私は少し安心し、仕事を始めました。

しかし、実際に進めると、数字の確認に予定以上の時間がかかりました。

関係者へ送った質問にも、まだ返事がありません。

急な資料修正も入ります。

それでも私は、

「まあ、まだ調整時間もあるし大丈夫だろう。」

と思っていました。

計画を立てた安心感があったのです。

「まだ二日ある」が、「あと二日しかない」に変わった。

水曜日の午後。

金曜日の締切まで、まだ二日。

感覚では半分以上進んでいるつもりでした。

私は何気なく、残っている作業を確認しました。

  • 資料の作成
  • 数字の再確認
  • 関係者からの回答待ち
  • 上司への確認
  • 最終修正

一つずつ目で追ううちに、額にじんわりと汗がにじみ、マウスを動かしていた指が止まりました。

思っていたより、仕事がかなり残っています。

時計を見る。

頭の中で残り時間を計算します。

さっきまで、

「まだ二日ある。」

と思っていたのに、

「あと二日しかない……。」へ変わりました。

ゆっくりと肩が重くなっていきました。

仕事は突然遅れたんじゃない。俺が見ていなかっただけだった。

私は月曜日に作った予定表を開きました。

本来なら、水曜日には資料の大部分が完成しているはずでした。

しかし、現実には数字の確認も終わっていない。

関係者からの返事もない。

資料も途中です。

そこで初めて気づきました。

今日になって突然遅れたのではありません。

  • 月曜日には、最初の作業が予定より遅れていた。
  • 火曜日には、必要な返事が来ていなかった。

実は小さなズレは、もっと前から始まっていたのです。

でも私は、

「まだ時間はあるから問題ない。」

と、少しのずれは気にせず、そのまま進み続けていたのです。

私は計画をつくったことで安心し、実際に今どこにいるのかを確認していませんでした。

「もっと前から遅れていたんだ。」

「自分が気づいていなかっただけだった……。」

彼は、決めた予定を何度も見直していた。

その日の夕方。

最高評価者の席をふと見ると、予定表を開いていました。

すでに仕事は始まっているのに、予定には線が引き直されています。

私は聞きました。

「この予定、変えるんですか?」

「変えるかどうかを見るんです。」

「でも、最初に計画してましたよね?」

最高評価者は画面を見ながら答えました。

「しました。でも、それは始める前に考えた予定なんです。」

そして、予定と実際の進み具合を見比べます。

「やってみたら、思ったより時間がかかることもあります。」

「相手の返事が遅れることもあります。」

「だから途中で一度、今どこにいるのかを確認してるんです。」

私は黙って予定表を見つめました。

最高評価者は、計画どおりに進む人ではありませんでした。

計画からズレたときに、誰より早く気づける人だったのです。

計画を守って進む人より、ズレに早く気づく人。

私は、良い計画とは最後までその通りに進めることだと思っていました。

だから少し遅れても、

「少し頑張れば取り戻せる。」

と、そのまま進んでいました。

しかし、計画は仕事を始める前につくった未来の予想です。

実際に動けば、新しい情報が増えるのは当然です。

時間がかかる仕事もあれば、条件が変わることもある。

それなのに最初の計画だけを信じれば、現実とのズレは広がっていきます。

大切なのは、計画を最後まで守り抜くことではありません。

「今、予定していた場所にいるか?」

と途中で確認することでした。

ズレが小さいうちなら、まだ打てる手は残っています。

水曜日に気づけば、まだ間に合う。

次の仕事では、水曜日の午後に一度だけ手を止めました。

予定表を開き、

「本当なら、今どこまで終わっているはずだったか。」
「実際には、どこまで進んでいるか。」

を見比べます。

少し遅れていました。

でも、まだ水曜日です。

私は確保していた30分の「調整時間」をここで使いました。

さらに、時間がかかりそうな部分を整理し、上司へ声をかけます。

「今ここまで進んでいます。ただ、この確認に想定より時間がかかっています。このままだと金曜日が厳しくなる可能性があるので、一度相談させてください。」

上司は進捗を確認すると、

「そうか、それならこの部分は保留にして、違う部分を先に進めよう。」

と答えました。

翌日、仕事は予定していたラインへ戻りました。

そして金曜日。

私は締切直前に慌てることなく、資料を完成させました。

誰かに褒められたわけではありません。

ただ、

「間に合わない。」

と金曜日の夕方に焦ることがなかった。

一週間の中間地点である水曜日に現在地を見ただけで、金曜日の景色が変わったのです。

今日、仕事の途中で一度だけ現在地を見てみる。

今進めている仕事の途中で、一度だけ予定表を開いてみてください。

そして、自分へ問いかけます。

「今、予定していた場所にちゃんといるか?」

予定どおりなら、そのまま進む。

遅れているなら、

「どのくらいズレている?」

と確認する。

完璧な修正方法まで考えなくても構いません。

まずは、ズレていることに気づくことが何よりも重要です。

早く気づけば、使える時間も、相談できる相手も、まだ残っています。

終わってから、

「なぜ遅れたんだろう。」

と振り返るのではなく、途中で現在地を見る習慣をつける。

その小さな習慣が、計画倒れを防いでくれます。

次回予告:現在地は見えた。それでも、どこを直せばいいのか分からなかった…。

途中で現在地を見るようになってから、締切直前に慌てることは減りました。

  • 遅れていれば、調整時間を使う。
  • 難しいと思えば、早めに相談する。

これまで身につけてきた仕事の進め方が、少しずつつながり始めました。

「途中で気づけば、立て直せる。」

そんな手応えも感じていました。

しかし……。

ある日の午後。

私は予定表と実際の進捗を見比べていました。

予定より、一時間ほど遅れています。

「今回は早く気づけた。」

そう思い、調整時間を使って遅れを取り戻そうとしました。

ところが、同じ作業でまた手が止まります。

  • 資料を読み返す
  • 数字を確認する
  • 順番を変えてみる

それでも前へ進みません。

時計の針だけが、静かに動いていきます。

「遅れていることは分かった。」

「でも……何を変えればいいんだ?」

現在地が見えることと、仕事を前へ進めることは同じではありませんでした。

そのとき、少し離れた席から最高評価者の声が聞こえてきました。

「予定より遅れていますね。」

「まず、どこで止まったのかを一緒に確認しましょう。」

私は思わず顔を上げました。

最高評価者は、遅れた予定をただ元へ戻そうとしていたのではありません。

仕事が止まった場所と、その理由を探していたのです。

次回、

『仕事の遅れに気づいても、予定は元に戻らない。最高評価者は「止まった原因」を先に探していた』

をお届けします。

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taka
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「時間がない40代でも、会社に頼らず人生は変えられる!」

いつものように仕事が終わって家に帰る。

子どもと遊びたいし、家族との時間も大切にしたい。

でも現実は・・・

仕事、家事、育児に追われて気づけば一日が終わる。

給料はなかなか増えない・・・

将来への不安は減らない・・・

自由な時間もほとんどない・・・

そして、ふと考える。

「このまま定年まで働き続けるしかないのだろうか?」

実は、私も同じでした。

3人の子どもを育てながら働く普通の40代会社員

特別な才能も資格もありません。

人より優秀だったわけでもありません。

むしろ、

時短勤務になり、普通勤務である周りの人よりも年間20日以上も少ない勤務時間になったことで、

「もう評価も年収も上がらないだろう・・・」

と思っていました。

でも結果は違いました。

時短勤務でありながら、

5年連続で人事評価の最高評価を獲得!

しかし、私はまだゴールに到達したわけではありません。

会社依存から完全に抜け出したわけでもありません。

だからこそ、

同じように悩む40代会社員の方と一緒に学び、

一緒に成長し、

一緒に人生を変えていきたいと思っています。

もしあなたが今、

「時間がない・・・」
「年収が上がらない・・・」
「将来が不安・・・」

と感じているなら、

このブログが少しでも力になれるかもしれません。

これからどんどんできる限り皆さんの役に立つ記事を更新していくので

コーヒーでも飲みながら、気軽な気持ちで読んでみてください!

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