もくじ
同じ評価シートを見ているのに、なぜ結果がここまで違うのか?
前回の記事では、私が評価シートに書かれていた「評価レベル」の存在に気付いた話をしました。
(※前回の記事はこちら→「評価シートを見た瞬間、私は衝撃を受けた!会社はこんなところを見ていたのか・・・。」)
正直あの時は衝撃でした。
私の中では頑張っているつもりだった、成果も出しているつもりだった。
でも会社から見ればその「つもり」は、「まだ最低ライン」だったのです。
しかし、本当の衝撃はここからでした。
なぜなら、評価レベルを理解しても、まだ最高評価を取れない人がいるからです。
実際、評価制度を知っている人もいますし、評価レベルを理解している人もいます。
それなのに、最高評価を取り続ける人はほんの一握り。
私は不思議でした。
- 同じ会社
- 同じ評価制度
- 同じ評価シート
なのに、なぜここまで差がつくのか?
私はどうしてもその理由が知りたくなりました。
人事評価の最高評価者たちを観察して気付いた意外な共通点とは・・・
私は少しずつ、最高評価を取り続ける人たちの仕事の進め方や発言を意識して見るようになりました。
- 会議で何を話しているのか。
- 上司とどんな会話をしているのか。
- どんな仕事を優先しているのか。
そしてその人たちは、頭の回転が速く、様々な経験が豊富で、人脈があり、コミュニケーション能力に長けているのだと思っていました。
しかし観察を続けるうちに、ある違和感が出てきました。
それは私とあまり能力差がないように見える人もいたのです。
むしろ、私より仕事が遅そうな人もいれば、私より知識が少なそうな人もいる。
なのに評価が高い。なぜだろう?
私はずっと考えていました。
そしてある日、決定的な違いに気付いたのです。
実は彼らは「自分が何をやるか」ではなく「会社が何を求めているか」を見ていたのだ!!
私はずっと、こんな考え方をしていました。
- どうやったら成果が出るか?
- どうやったら効率化できるか?
- どうやったら改善できるか?
つまり、視点の中心が常に自分だったのです。
しかし最高評価者たちは違いました。
彼らが最初に考えていたのは、「会社つまり上司は何を求めているのか」でした。
評価シートを見る時も、私のように「何をやればいいのか」ではありません。
「会社はなぜこの項目を評価しているのか」を考えていたのです。
私はここで衝撃を受けました。
みんなと同じ評価シートを見ているのに、見ている場所、つまり重要視している場所が違ったのです。
評価シートの裏側には会社からの“メッセージ”が隠されていた
例えば、評価項目に「業務改善」と書かれていたとします。
昔の私は、自分で探して業務改善をやればいいと思っていました。
しかし最高評価者は違います。
- 会社はなぜ業務改善を評価するのか?
- その改善で何を期待しているのか?
- 組織にどんな影響を与えてほしいのか?
そこまで考えていました。
つまり、彼らは評価項目を見ているのではありません。
評価項目の裏にある会社からのメッセージを読んでいたのです。
そしてそれを読み解くことにより、目的と行動がブレずに仕事を行ない成果を出すため、必然的に人事評価が高くなります。
私はここでようやく理解しました。
評価シートとは、評価されるための紙ではなかったのです。
会社が「こういう人になってほしい」と伝えている設計図だったのです。
評価を上げるために最初に変えた、たった1つの質問はこれだ・・・!
この気付きから、私は仕事中に自分へ問いかける質問を変えました。
以前は、「どうやって仕事を終わらせるか」を考えていました。
しかしそれ以降は、「この仕事で会社は何を期待しているのだろう?」を考えるようになりました。
するとその考え方に変えただけで、不思議なことが起きます。
同じ仕事なのに、見える景色が変わったのです。
ただ作業するのではなく、会社が求める成果へ近づく行動が見えてくる。
そしてそれを積み重ねると、時間の無駄も減り、無駄な労力も減り、限られた時間で成果を出すことができ、時短勤務でも結果を出すことができてくるのです。
気づいた瞬間から、10分でできることたった1つのこと!
もし今、頑張っているのに評価されない、何を目指せばいいのか分からない。
そう感じているなら、ぜひ評価シートを見ながら、次の質問をしてみてください。
「会社はなぜこの項目に対して評価をするのだろうか?」
たったこれだけです。
評価項目を見るのではなく、その裏側にある会社の期待を見るのです。
すると、今まで見えていなかったものが少しずつ見えてきます。
そしてその積み重ねが、評価される働き方へ変わる最初の一歩になってくるのです。
次回予告:「会社が求める人材像」を知った瞬間、仕事の優先順位が180度変わった
私はようやく評価シートはただの採点表ではなく、会社からのメッセージであるということに気づきました。
しかし、まだ終わりではありません。
さらに読み進めていくと、私はある言葉に目を奪われます。
そこには、会社が本当に求めている人材像が書かれていたのです。
そして私は愕然としました。
なぜなら、今まで優先していた仕事の多くが、実は優先順位の低いものだったからです。
次回、『「会社が求める人材像」を知った瞬間、仕事の優先順位が180度変わった』をお届けします。
この気付きがなければ、私は5年連続最高評価を取ることはできなかったと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!


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